辛かった幼少期を経て…
私は私の”理想の人生”を叶えたつもりでした

幼い頃に父が事業に失敗して借金し、まもなく母と離婚。

母と弟が、不倫だったり警察沙汰だったり、
度々問題事を起こすような不安定な家庭状況だったので、
私は人一倍、

「安定した仕事に就きたい」
「幸せな家庭を築いて、子育てをきちんとしたい」
という思いを強く持ち、薬剤師になり、
結婚して3人の子どもを出産しました。

産後ひと段落したころ、仕事に復帰。

朝グズグズする子どもをなんとか支度させて保育園に送り、仕事にギリギリ間に合う毎日で、朝からグッタリ。
細かいことは苦手。元々そそっかしいので、
ミスが無いように神経すり減らして細かく確認する薬剤師の仕事。
必要性を感じなくとも義務的に課せられる沢山の業務に毎日追われ…。
加えて、患者さんの話に
「この人の症状、薬じゃ治らないのでは?」
と思いながらも
「医師の指示通り続けてください」
と指導しなければいけない罪悪感。

子ども達を通わせていた幼稚園は、
自然の中でのびのび育つようにと、一日中屋外で過ごす森の幼稚園。
毎朝お弁当をつくり、山まで送迎。
大変だけど「理想的な環境で子育てしたい」から…

そして、私が決めたことには反対せず、自由にさせてくれる優しい夫がいて。

私は私の”理想の人生”を叶えたつもりでした。

 

だけど、
なぜかいつも疲れている…
なぜか気づくとお金が無くなってる…
なにかが満たされない感じがする…

そうなると、慌ただしい朝がさらに憂鬱になり
朝なかなか起きられない。
そしてこの頃、敏感で育てにくく感じていた長男と
衝突することが多くなり…手をあげてしまうことも。

「なんでこんなにイライラするんだろう…」
「なんで優しく出来ないんだろう…」
「子育てきちんとしたかったのに…」

そんな自己否定、罪悪感を日々感じながら。

「なにかが苦しい…。」

特に深刻な悩みがあるわけではないけど。

「だけど…なにかが満たされない。」

「かといってやりたいこととかないし、
”自分がどうしたいのか”が、わからない。」

「こんな感じで人生がずーっと続くと思うと
私このままでいいのかなあ…。」

「この仕事は本当に私に向いてるのだろうか…。」

「子どものために、と頑張ってるけど、
イライラしながら頑張るのってどうなの?」

そんな思いがあることに気づきます。

 

身体の声…私が真に求めていたもの

そんな時、テレビで見かけた心理カウンセリングに惹かれて心の世界を学び始めます。

そして自分の心と向き合ううちに

自分が本当に欲しいのは心や身体の不調に対して、
薬じゃなく、根本の原因に働きかける知識と技術。

ありのままの私で、人を幸せに出来る仕事。

自由な時間と心の余裕、我慢しない人生…

これまで気づかなかった自分の”本当の思い”に気づきます。

 

その本当の思いに気づいた途端…

 

それまで一度もなかったのに、職場に行くと息が苦しい、
喉が詰まるような感覚を感じるようになります。

「カラダの声は潜在意識の声。
私の本当の思い…
この声に従えばいいんだ」

その声と繋がるようになった私は、
導かれるように薬剤師を辞め、
さらに様々な思いや感情を癒し、解放していった結果、
新たな行動を重ね、これまで体験したことがない
新たな世界を次々と知ることになります。

そんな想像もしなかった体験の数々を与えてくれた
「心理セラピー」を使って、

「本当の思いを知ることで
自分が本当に喜びを感じられる人生を創ってほしい」
「自分が心から欲しかったものを必要な人に提供したい」

という思いで、セラピーサロンArielを開業しました。 

 

まさか夫に限って…
という体験が与えてくれた「破壊」と「再生」

自分の好きなことで仕事して、人に喜んでもらいながら、
さらに自身の学びを深めていくという充実した日々を送っていた私に、ある日、衝撃的な出来事が起こります。

それは夫の不倫…

3番目の子が生まれた直後から5年にも渡って関係が続いていたこと、相手のご家族から私にまで及んだ罵声…
大きなショックを受けました。

ですが、心の事を学んでいたこともあり、夫との生活も
割と早く普通に会話が出来るような状態に戻りました。

だけど気づくと、自分のなかに大きな穴がぽっかりあいてしまったような感覚が、存在するようになったのです。

私はこの感覚と向き合うために
いろんなことを実践しました。

そして、ある日。
心理セラピーをした時に、大きな気づきが訪れました。

それは、
私は孤独な存在…
欠けている存在…
だから愛されない…
大切にしてもらえない…

という思い込みを、
幼少期からずっと持ち続けていたことに気づいたのです。

夫は私の孤独感を埋めるために
出会ってくれた存在だったことがわかりました。

これは頭でそう思うのと、深い領域で感じるのとでは大きく異なり、抑圧されていたエネルギーが動き出すので
大きな体感覚を伴います。この体感覚にアプローチすることで、
幼少期の自己否定からできてしまった
何十年ものの間違った思い込みを手放すことが出来ました。

それは私が二度と感じたくない思いとして、
蓋をして抑圧され、
夫の不倫という大きく感情が揺さぶれる体験がなければ、
気づくことなく、
なんとなくセラピストとして無難な人生を送っていたことでしょう。

夫の不倫は、私がこれまでの私を「破壊」して、
新しく「再生」する、
生まれ変わるための必要な体験だったのです。

そしてそれを機にパートナーシップの関係が激変。
それだけでなく、私の前に、これまで考えたこともないような天命といえる人生の目的が現れ、
それに向かって仕事が大きく方向転換しだしたのです。

これは夫の不倫という体験を通して、
私が自分のなかにある不調和を改善できたことで、
内なる「創造力」が目覚めたことを表します。

このように男女のパートナーシップの関係は、
他のどんな人間関係よりも見事に自分の内側を映し出すものであるため、生まれてこれまで生きてきたなかで出来てしまった、自分で自分を制限する判断基準を壊し、さらに大きな人生の可能性を実現するための大きな鍵を握っています。

今、この時代に生きるすべての女性たちが
そのことに気づいて、人生の可能性にチャレンジしてほしい。

それは自分を幸せにすることであり、
パートナーを幸せにすることでもあり、
子どもを幸せにすることでもあり、
社会を幸せにすることになるからです。

そんな思いで、日々活動を行っています。

 

新潟県佐渡島出身です(#^^#)

 

 

  1. 2022.08.08

    実際行ったセラピーの様子、お客様の声などをアメブロに投稿…

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