私たちは相手の言葉や、ちょっとした行動に対して、傷ついたり落ち込んだり喜んだりというようにして、反応します。

そんな風に反応が起こる時、そこには大抵、何かしらの勝手な予想があるものです。
「相手はこう思っているに違いない」
「こういうことを言いたいに違いない」
「どうせいってもムダだから」
「今さらめんどくさい」

そしてこの時、実は、私たちはなにかしらの感覚を、身体の内側で感じています。

この身体の内側で感じている感覚には、自分について、とても大切な情報が含まれています。

ですが、この感覚につながる習慣を私たちは失くしてしまっています。

そして頭で考えた勝手な予想が進み、勝手に自分の中で結論を出します。
この機能は私たちの誰にも備わっている防衛本能のようなものです。基本的に、脳には「もう二度と感じたくない」と抑圧した感情を味わわないようにするために、勝手に予想をして、勝手に結論を出してしまう働きが備わっています。
自分のなかで、危機と解釈するような状況に遭遇した時に、「攻撃する」か、「防御する」か、「逃避する」か、という手段を状況に応じて使っています。

これは動物であればそれだけでいいのですが、人にはそれらの反応を越え、愛に基づいた選択をすることが出来る「知性」が与えられています。
ですが、その「知性」を使わず、ただ目の前の相手を自分の思い通りに支配しようとしたり、相手が変わればと相手のせいにしたり、

どうせ無駄だと心の距離を置いたり、

仕事やペットや好きな芸能人などに夢中になって逃避したり、

という手段しか持たないのであれば、動物的な機能までしか発揮できない人生で終わってしまいます。

人間として生まれた命に叶った生き方をすることは出来ず、真に満たされることはありません。

ではどうしたら「攻撃」「防御」「逃避」の繰り返しの人生から抜け出せるのか？
人として生まれた自分に備わっている「知性」が十分に発揮できるのか？
内側で感じている、”自分についてとても大切な情報”に繋がれるのか？

そのカギは身体にあります。

攻撃、防御、逃避の反応で暴走してしまっている脳ではなく、常に私たちの命からのメッセージを受け取っている身体の感覚に働きかけ、そこにある様々な感情・感覚を一つ一つ丁寧に癒していくことで、身体の感覚が変化し、脳が動物的な反応を理性や知性でうまくコントロールする力が育ってきます。

そしてこの癒しの過程で、自分の命が真に求めているものがみえてきます。命とつながり、命に叶った選択や行動が出来るようになります。それをしない限り、私たちは人生で何を求めているのかわからないまま生きていくことになるのです。

感情的な自分をコントロールして成長しよう！と考えて無理やり頭で思考してなんとかしようとしても、私たちは思考、感情・感覚、身体の三位一体の存在ですから、感情・感覚、身体を置き去りにして現実を創り出している思考は変わりません。

本来女性は感受性が豊かで、とても豊潤な感性を秘めています。
男性と女性では感情の味わい方やその活かし方、 表現の仕方は異なっています。ヒステリーという言葉の語源がギリシア語で子宮という意味から生じているように、女性の人生と感情は切っても切り離すことは出来ないのです。

癒しと変容のマトリックスセラピーは、最先端の量子物理学をベースにした※マトリックス・リインプリンティングというテクニックを基に、これまで私が実際使用してきて効果が実証できた手法を各種織り交ぜたセラピーです。

人それぞれ抱えている心の情報は様々であり、異なっているものです。クライアント様それぞれに最も効果的な手法を取り入れ、言葉による働きかけだけではなかなか現実が変わらなかった方でも、変化を実感できるセラピーを提供しています。

感情は自分の命からのメッセージです。

「攻撃」「防御」「逃避」の繰り返しの人生から、生まれ備わった能力を発揮して天命を生きる、愛あふれる人生へ。

そんな人生を生きるために必要なものは、外側にはありません。あなたのなかの感情の一つ一つに愛を与えて、未だ出会っていない自分に出会う旅を始めてみませんか？

【マトリックス・リインプリンティングとは】
「量子論の父」とも呼ばれる、ドイツ人ノーベル賞物理学者マックス・プランクは、「宇宙に存在するあらゆるものを生み出す根源であり、全てと繋がり、情報を保有している場＝エネルギーフィールド（マトリックスとも言う）の存在を提唱しました。

それに対して一人一人個人のエネルギーフィールドが存在しており、そこにその人個人の過去の記憶から、現在の思いや感情などが情報として記録されており、そこには時間というものがなく、過去の出来事（過去性も含め）も現在進行形として存在しています。

例えば、過去の悲しかったことを思い出すと今でも涙が出るという体験をした方も少なくないと思いますが、これは普段はその情報（記憶）にアクセスしないので忘れていても、アクセスしたとたん未だ現在進行形で存在している過去の感情が生々しくよみがえり、その情報を脳がキャッチし涙を流す、という反応です。これはルパート・シェルドレイク博士の形態フィールドという考え、ブルース・リプトン博士の細胞は外界の環境に反応する、という研究とも適合するものです。

ですからこのフィールドの情報を変えない限り、私たちの細胞は同じように反応し続け、思考や行動のパターンを形成します。

マトリックス・リインプリンティングは、個々のマトリックスに存在する思いや感情を解放し、新しい情報を刷り込むことで、考えること、感じること、選択すること、行動することに自然な変化を起こし、人生における経験を変えていくツールです。